トーキックとは?特徴や正しい蹴り方など徹底解説!

トーキックとは?特徴や正しい蹴り方など徹底解説!

トーキックとは、つま先の親指の付け根(母指球)付近でインパクトするキックのことです。別名「トゥーキック」や「トゥキック」とも呼ばれます。
このトーキックがうまく蹴れれば、サッカーのプレー(サッカーのキック)の質が上がります。

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一方、トーキックの蹴り方を誤れば、爪や関節など痛めます。
結果的に、ケガにつながるので、続けてプレーができなくなるでしょう。
こうした良くない状況を回避するために、トーキックの質を上げて、適切に使いましょう。

この点踏まえて、今回は、トーキックの特徴や蹴り方など中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。

目次

トーキックとは?

トーキックとは、つま先の親指の付け根(母指球)付近でインパクトするキックのことです。
別名「トゥーキック」や「トゥキック」「トウキック」とも呼ばれます。
また、トーキックは、海外で「つま先で突く(Toe Poke)」テクニックとも言われてます。

例えば、ゴール前でシュートを打ちたいが、相手との距離が近いとします。
このときに、インステップキックやインサイドキック、インフロントキックでシュートすれば、キックモーションが大きいので相手に取られる可能性が高まります。
なので、キックモーションが少ないトーキックをするというわけです。

ちなみに、トーキックの名手には、元ブラジル代表のロナウドがいます。

トーキックの特徴

トーキックの特徴として、いくつか挙げることができます。

インパクトしづらい

トーキックは、インパクトしづらいです。

例えば、インステップキックやインサイドキック、インフロントキックやアウトサイドキックは足の甲や側面といった広い面積で蹴ります。
なので、インパクトしやすいです。
一方、トーキックは、つま先を使ってピンポイントで蹴ります。
この場合、足の甲や足の側面に比べて小さい面積で蹴るので、インパクトしづらいというわけです。

このように、インパクトしづらい点が、トーキックの特徴の1つです。

ちなみに、インパクトしづらいので正確性が欠けやすいです。

無回転など3種類の弾道がある

トーキックは、無回転など3種類の弾道があります。

例えば、ボールの中心よりも下の方を蹴れば、バック回転がかかってホイップするのでボールが高い弾道になります。
また、ボールの中心よりも上を蹴ればトップスピンがかかってドライブ気味の山なりの低い弾道になります。
さらに、ボールの中心を蹴れば無回転で直線的な弾道になるというわけです。

このように、無回転など含めて計3種類の弾道がある点が、トーキックの特徴の1つです。

キックモーションが少ない

トーキックは、キックモーションが少ないです。

例えば、インサイドキックやインステップキックは、膝の下を曲げて股関節から振りかぶります。
一方、トーキックは、膝の下だけで振りかぶります。
この場合、インサイドキックやインステップキックよりもトーキックの方が動作が少ない(コンパクト)です。
つまり、トーキックの方がキックモーションが少ないというわけです。

このように、キックモーションが少ない点が、トーキックの特徴の1つです。

助走の長さがボールの速度や飛距離に影響する

トーキックは、助走の長さがボールの速度や飛距離に影響します。

例えば、ゴールキックのときにボールから長く助走をとって、トーキックしたとします。
この場合、慣性が大きく働いてボールが速いスピードで遠くに飛びやすくなります。
一方、助走が短いと、慣性が小さくなるので、その分ボールのスピードが遅くなったり、ボールが遠くに飛びません。
つまり、助走の長さがボールの速度や飛距離に影響するというわけです。

このように、助走の長さがボールの速度や飛距離に影響する点が、トーキックの特徴の1つです。

フットサルでよく使われる

トーキックは、フットサルでよく使われます。

例えば、フットサル(5人制のサッカー)は、サッカーコートが狭いので相手との距離が基本的に近いです。
このときに、自分がボールを保持してインステップキックなどのキックモーションの多いキックでシュートを打とうとします。
この場合、シュートを打つ前に相手に詰められてブロックされやすいです。
一方、トーキックはキックモーションが少ないので、相手に詰められる前にシュートしやすいです。
なので、シュートしやすいトーキックがフットサルでよく使われるというわけです。

このように、フットサルでよく使われる点が、トーキックの特徴の1つです。

ちなみに、11人制のサッカーではサッカーコートが広いので、相手との距離が基本的に遠いです。
なので、キックモーションの多いキックをしても、詰められたりブロックされづらいです。

反則(ダメ・禁止)行為ではない

トーキックは、反則(ダメ・禁止)行為ではありません。

例えば、国際サッカー評議会(IFAB)によって制定されてるサッカー競技規則に、トーキックが禁止とは記載されてません。
また、プロの試合を見ても、トーキックをする選手がたくさんいます。
つまり、トーキックは基本的に、反則(ダメ・禁止)行為ではないというわけです。

このように、反則(ダメ・禁止)行為ではない点が、トーキックの特徴の1つです。

トーキックの蹴り方

トーキックがうまく蹴れれば、シュートのバリエーションが増えます。
結果的に、試合中のプレーを有利に進めることができるでしょう。
こうした良い成果を得るために、トーキックの蹴り方・コツを紹介します。

ボールの斜め後ろに軸足を置く

ボールの斜め後ろに軸足を置くには、ボールから軸足側に握りこぶし2個分空けます。
その状態からさらに、後ろに握りこぶし1個分空けて、軸足を置きます。
そうすれば、ボールの斜め後ろに軸足を置くことができるというわけです。

こうして、ボールの斜め後ろに軸足を置くことが、トーキックを蹴るためのポイントとなります。

膝から下を振りかぶる

膝から下を振りかぶるには、蹴り足の膝を曲げます。
そうすれば、膝から下を振りかぶることができるというわけです。

こうして、膝から下を振りかぶることが、トーキックを蹴るためのポイントとなります。

ボディバランスを保つ

ボディバランスを保つには、両腕を使います。

例えば、蹴り足の膝から下を振りかぶります。
この場合、軸足だけで立つことになるので、ボディバランスが崩れやすくなります。
なので、両腕を広げてバランスをとります。
そうすれば、ボディバランスを保つことができるというわけです。

こうして、ボディバランスを保つことが、トーキックを蹴るためのポイントとなります。

つま先の親指の付け根(母指球)付近でインパクトする

つま先の親指の付け根(母指球)付近でインパクトするには、つま先を少し上に向けます。

例えば、蹴り足を振りかぶったときに、蹴り足のつま先を少し上に向けます。
その状態で、ボールの中心めがけて蹴り足を振り抜きます。
そうすれば、蹴り足のつま先の親指の付け根(母指球)付近でインパクトすることができるとうわけです。

こうして、つま先の親指の付け根(母指球)付近でインパクトすることが、トーキックを蹴るためのポイントとなります。

トーキックの練習方法

トーキックを練習すれば、キックが上達しやすくなります。
こうした良い状況にするために、トーキックの練習方法を紹介します。

対人で蹴り合う

対人で蹴り合うには、サッカー経験のある人を誘います。
そして、その人に向かってトーキックでボールを蹴ります。
そうすれば、自分に蹴り返してくれます。
これを繰り返します。
結果的に、何度もトーキックすることができるとうわけです。

こうして、対人で蹴り合うことが、トーキックを練習するためのポイントとなります。

ちなみに、サッカー経験がある人を誘えないこともあります。
この場合、素人の人を誘って、その人に向かってトーキックしたボールを自分に投げ返してもらいましょう。

壁に向かって蹴る

壁に向かって蹴るには、なるべく垂直で大きな壁を見つけます。
そして、その壁に向かってトーキックでボールを蹴ります。
そうすれば、そのボールが自分に跳ね返ってきます。
これを繰り返します。
結果的に、何度もトーキックすることができるとうわけです。

こうして、壁に向かって蹴ることが、トーキックを練習するためのポイントとなります。

トーキックを蹴るときに避けたいこと

トーキックがうまくできないとき、誤った蹴り方をしてる可能性があります。
また、誤った蹴り方をすれば、足を痛めてケガにつながりやすいです。

爪で蹴る

爪で蹴れば、爪が割れたり剝がれたりする可能性が高まります。
そうなれば、ケガにつながります。
結果的に、プレーが続行できないので、トーキックどころではないというわけです。

こうして、爪で蹴ることが、トーキックで蹴るときに避けたいポイントとなります。

乱用する

乱用すれば、つま先(足の指)にダイレクトに負担がかかります。

例えば、一般的にインサイドキックやインステップキックをプレー中に多く使います。
これらのキックをすべてトーキックにします。
この場合、乱用になります。
そうなれば、突き指したり、爪を痛める可能性が高まります。
結果的に、ケガしてプレー続行できないので、トーキックどころではないというわけです。

こうして、乱用することが、トーキックで蹴るときに避けたいポイントとなります。

まとめ:トーキックの質を上げて、適切に使おう

トーキックの質を上げて、適切に使いましょう。
そのためには、蹴り方やコツを抑えて練習することが重要です。

一方、蹴り方やコツを無視して練習しても上達しませんし、最悪ケガにつながります。
結果的に、シュートのバリエーションが増えないので、試合中のプレーが不利になるでしょう。
こうした悪い状況を回避するために、トーキックの質を上げて、適切に使いましょう。

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