無回転シュートとは?ブレる原理や打ち方・蹴り方・コツなど徹底解説!

無回転シュートとは?ブレる原理や打ち方・蹴り方・コツなど徹底解説!

無回転シュートとは、回転がかからないようにボールの真芯を足でインパクトするシュートのことです。「無回転キック」や「ブレ球」「ナックルシュート」とも呼ばれます。
この無回転シュートがうまくいけば、サッカーのプレー(サッカーのシュート)の質が上がります。

一方、無回転シュートを誤れば、威力の弱いシュートになります。
具体的には、フリーキックのときにボールの真芯ではなくて上半分や下半分、横部分を蹴れば、ボールに回転がかかって威力の弱いシュートになります。
そうなれば、相手のゴールキーパにセーブされやすくなります。
結果、相手の攻撃になって不利なプレーが増えやすくなるというわけです。

こうした良くない状況を回避するために、無回転シュートの基礎を抑えて、良いシュートに活かしましょう。

この点踏まえて今回は、無回転シュートの定義やブレる原理、無回転シュートの打ち方・蹴り方・コツなど中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。

無回転シュートとは?

無回転シュートとは、回転がかからないようにボールの真芯を足でインパクトするシュートのことです。「無回転キック」や「ブレ球」「ナックルシュート」とも呼ばれます。

例えば、相手のペナルティエリア付近でフリーキックを得たとします。
フリーキックのポイントに静止させたボールに対して斜め後ろから助走して、そのボールの真横に軸足を置きます。
そして、指をグーにして固定した蹴り足のくるぶしの下付近で、ボールの中心の少し下をミートして押し出すように蹴ります。
そうすれば、回転がかからないシュートになります。
これが、無回転シュートというわけです。

ちなみに、無回転シュートの名手には、とくに無回転フリーキックをする元日本代表でACミランの10番を背負った本田圭佑やポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドといった選手がいます。

無回転シュートがブレる原理

無回転シュートがブレる原理は、ボールの背後の乱流が関与してます。

例えば、回転してるボールは、回転によってボールの表面の空気がボール表面からはがれにくく、ボール表面に沿って流れます。
そうなればボールの背後に乱流が生じにくいので安定した軌道になります。
つまり、ボールがブレにくいです。

一方、無回転シュートはボールがほぼ回転しません。
回転してないボール(無回転ボール)は、ボールの表面の空気がボール表面からはがれやすいです。
そうなればボールの背後に乱流が生じて、その乱流による渦がボールを押し出します。
渦によって押し出されたボールは不安定な軌道になりブレます。
つまり、無回転シュートがブレるというわけです。
これが、無回転シュートがブレる原理です。

無回転シュートのメリット

無回転シュートのメリットは、ゴールキーパーがボールの軌道を予測できないことです。

例えば、相手のゴールに向かって無回転シュートしたとします。
この場合、シュートしたボールが相手のゴールキーパーにブレながら向かっていきます。
ブレるのでボールをセービングする位置が定まりません。
つまり、ゴールキーパーがボールの軌道を予測できないというわけです。

こうして、ゴールキーパーがボールの軌道を予測できないことが、無回転シュートのメリットです。

無回転シュートのデメリット

無回転シュートのデメリットがいくつかあります。

  • 習得が難しい
  • コントロールしづらい

習得が難しい

無回転シュートのデメリットは、習得が難しいことです。

例えば、無回転シュートは、指をグーにして固定した蹴り足のくるぶしの下付近で、ボールの中心の少し下をミートして押し出すように蹴ります。
この場合、通常のシュートと異なって独特な蹴り方や体の使い方をします。
独特なので覚えるまで時間がかかりやすい可能性が高いです。
つまり、習得が難しいというわけです。

こうして、習得が難しいことが、無回転シュートのデメリットです。

コントロールしづらい

無回転シュートのデメリットは、コントロールしづらいことです。

例えば、無回転シュートはボールがブレます。
基本的にブレるので、狙ったところにピンポイントでボールが飛びづらいです。
つまり、コントロールしづらいというわけです。

こうして、コントロールしづらいことが、無回転シュートのデメリットです。

無回転シュートの蹴り方(コツ)

無回転シュートの蹴り方(コツ)がいくつかあります。

  • 軸足をボールの真横に置く
  • 蹴り足をグーにして固定する
  • ボールの中心の少し下を狙う
  • 蹴り足のくるぶしの下付近でミートする

軸足をボールの真横に置く

無回転シュートの蹴り方は、まず軸足をボールの真横に置きます。

例えば、地面に静止してるボールがあるとします。
ボールの斜め後ろから助走して、そのボールの握りこぶし1個空けて軸足を置きます。
そうすれば、軸足をボールの真横に置くことができるというわけです。

こうして、軸足をボールの横に置くことが、無回転シュートの蹴り方です。

蹴り足をグーにして固定する

無回転シュートの蹴り方は、次に蹴り足をグーにして固定します。

例えば、軸足をボールの横に置いて、蹴り足をバックスイングします。
バックスイングした蹴り足の指すべてを内側に畳んでそのまま維持します。
つまり、蹴り足をグーにして固定するというわけです。

こうして、蹴り足をグーにして固定することが、無回転シュートの蹴り方です。

ボールの中心の少し下を狙う

無回転シュートの蹴り方は、次にボールの中心の少し下を狙います。

例えば、軸足をボールの真横に置いて、バックスイングした蹴り足をグーにして固定します。
グーにして固定した蹴り足をボールの中心と底辺の間くらいの位置で振り抜くように照準を合わせます。
つまり、ボールの中心の少し下を狙うというわけです。

こうして、ボールの中心の少し下を狙うことが、無回転シュートの蹴り方です。

蹴り足のくるぶし付近でミートする

無回転シュートの蹴り方は、最後に蹴り足のくるぶしの下付近でミートします。

例えば、軸足をボールの真横に置いて、バックスイング中に指をグーに固定した蹴り足でボールの中心の少し下を狙います。
そして、そのボールを蹴り足の内側(インサイド)の土踏まずと足の甲の間くらいの位置で押し出すように蹴ります。
つまり、蹴り足のくるぶし付近でミートするというわけです。

こうして、蹴り足のくるぶし付近でミートすることが、無回転シュートの蹴り方です。

ちなみに、インサイドではなくてインステップの場合は、蹴り足の甲の位置で押し出すようにボールをインパクトすれば、無回転シュートが蹴れます。

無回転シュートの練習方法

無回転シュートを練習するには、ゴールに向かって蹴ります。

例えば、有料施設やグラウンドなどの施設で用意されてるサッカーゴールを確保します。
ゴールから距離をとった位置(ペナルティエリア付近など)にボールを置いて、そのボールをゴールに向かって無回転シュートします。
無回転シュートしたボールを自分で拾って、所定の位置に置いたボールをまたゴールに向かって無回転シュートします。
これを繰り返します。
結果、ゴールをイメージして何度も無回転シュートできるというわけです。

こうして、ゴールに向かって蹴ることが、無回転シュートを練習するためのポイントです。

ちなみに、ゴールが無ければ、できるだけ垂直な壁や誘った仲間に向かって無回転シュートして練習しましょう。

無回転シュートで避けたいこと

無回転シュートで避けたいことがいくつかあります。

  • つま先付近で蹴る
  • 多用する

つま先付近で蹴る

無回転シュートで避けたいことは、つま先付近で蹴ることです。

例えば、相手のペナルティエリア付近で得たフリーキックで無回転シュートします。
このときに、蹴り足の内側(インサイド)の土踏まずと足の甲の間くらいの部分ではなく、インフロントと親指の間の部分で無回転シュートします。
つまり、つま先付近で蹴ります。
そうなれば、蹴る力に対して蹴り足の親指と足首の踏ん張りが効きません。
結果、膝の内側の靭帯への負担が大きくなって怪我につながる可能性が高まるでしょう。

こうして、つま先付近で蹴ることが、無回転シュートで避けたいことです。

多用する

無回転シュートで避けたいことは、多用することです。

例えば、練習や試合で無回転シュートを何度も蹴るとします。
つまり、多用します。
そうなれば、蹴り足の内側の筋肉を酷使するので、内転筋を痛めて怪我する可能性が高まるでしょう。

こうして、多用することが、無回転シュートで避けたいことです。

とくに、小学生や中学生、高校生といった成長期の子供たちが無回転シュートを多用すればかなり負担になるで、怪我につながりやすいです。
怪我のリスクを抑えるために、1日に10本までなど制限を付けて無回転シュートしましょう。

まとめ:無回転シュートの基礎を抑えて、良いシュートに活かそう

無回転シュートの基礎を抑えて、良いシュートに活かしましょう。

一方、無回転シュートを誤れば、怪我につながったり、チャンスを逃します。
具体的には、つま先付近で蹴って内側靭帯を痛めたり、多用して内転筋を痛めます。
また、ボールに回転がかかってしまえば、ゴールキーパーにボールの軌道が予測されてセービングされます。
そうなれば、サッカーができなくなったり、点数が入りづらくなるでしょう。

こうした悪い状況を回避するために、無回転シュートの基礎を抑えて、良いシュートに活かしましょう。

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